ブテナロックのカンジタ殺菌力

カンジタを市販薬で治そう、と思っている方は予想以上に多いようですが、中には間違った情報も流れているので注意が必要です。

例えば久光製薬のブテナロックは抗真菌効果が高いことからカンジタ治療に使える、と期待している方が少なくないそうですが、ブテナロックの有効成分塩酸ブテナフィンが効果を発揮するのは水虫でありカンジタ菌に対しては殺菌作用が働きません。

痒みに効く、と言うことで誤解されるのも分からないではありません。しかも水虫も白癬菌と言う高温多湿を好む感染性のカビの一種で、同じ真菌です。ですからカンジタ専用カンジタクリアスーパーと比べるまでもなく、アウト〜。

肝臓ダメージが心配なテルビナフィン

ただ塩酸ブテナフィン配合のブテナロックは水虫専用の市販薬でカンジタ症には効果がありませんが、水虫にもカンジタにも効くお薬はあります。例えば真菌を殺菌する為のアリルアミン系の抗真菌薬テルビナフィンは市販薬ではなく病院の処方薬ですが、同じ真菌症の薬と言うことで水虫にもカンジタにも効きます。

ただしに副作用が強く飲み合わせ、食べ合わせにも注意が必要なので、肝臓病や血液の病気を患っているとまず処方されませんし、腎臓機能や肝臓機能が低下している方、高齢者、妊娠中、授乳中の女性に対しても慎重に処方されなければならないハイリスクな処方薬です。

カンジタ内服剤には胃腸障害を引き起こす恐れのあるものも目立ちますが、タガメットなど胃薬のシメチジン、抗真菌薬のフルコナゾールとテルビナフィンを一緒に服用してしまうと、相互作用で成分の血中濃度が急上昇する恐れがあります。

肝臓へのダメージも強い為、この薬を処方された時は服用をスタートし2ヶ月は毎月肝機能検査を行い副作用が出ていないかどうか確認しなければなりません。やはり処方薬は効き目が強い分だけ副作用が怖いですね。

私がカンジタを自然治癒させたサプリメントは、ドクターズチョイスのカンジタ完治セットです。

ピンポン感染を食い止めるため彼に使わせたのは、ドクターズチョイスのファンガソープEXとロテュリミンAFです。