膣カンジタと「排尿困難」症状で共通

膣カンジタに負けないぐらい、膀胱炎も女性が発症しやすい病気ですよね。4人に3人、と言う膣カンジタ症の発症率どころか、女性に生まれた以上生涯に一度は膀胱炎になってもおかしくない、と言われるぐらい身近な病気です。

女性の尿道は極端に短く3cmから5cm程度しかありません。男の人も膀胱炎になることはありますが、男性の尿道は15cm前後はありますし、いざとなれば立ちションもできるので女性程トイレを我慢しなくても良い状況です。しかもおしっこを出す出口近くには、多種多様な細菌がうごめいている膣、肛門があるので菌はたやすく膀胱内部にまで侵入してしまいます。乱暴な性行為で尿道に傷がついてしまい、結果的に膀胱炎を引き起こす可能性もありますが、膀胱炎も膣カンジダ同様一旦発症すると度々再発しやすい体質になってしまう確率が高く、厄介です。

膣カンジタ症も排尿困難を伴うことがありますが、膀胱炎をきちんと治療せずに放置してしまうと腎盂腎炎を発症する恐れもあるので早期発見、早期治療に努めましょう。

私も膣カンジタ症を発症した時はとにかく膣付近が痒く1日に10回以上はトイレに行ってビデで洗浄していましたが、何回トイレに行ってもスッキリしない、と言うのも膀胱炎の症状の1つです。膀胱炎になると残尿感、排尿後の痛み、血尿や白っぽく濁った尿が出ることもありますし、症状が悪化するとトイレから離れられなくなる程残尿感が強くなり精神的にノイローゼ状態になる方も少なくないそうです。

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